山号・寺号
江南山 恵洪寺
寺紋
<竪三つ引両>-伊達家縁の寺院として、竪三つ引両が寺紋です
宗派
臨済宗妙心寺派(禅宗)
本山 ⇒ 大本山妙心寺 (京都市右京区)
妙心寺派の教え
生活信条
一日一度は静かに坐って 身と呼吸と心を調えましょう
人間の尊さにめざめ 自分の生活も他人の生活も大切にしましょう
生かされている自分を感謝し 報恩の行を積みましょう
信心のことば
わが身をこのまま空なりと観じて、静かに坐りましょう
衆生は本来仏なりと信じて、拝んでゆきましょう
社会を心の花園と念じて、和やかに生きましょう
宗旨
お釈迦様の正法をうけつがれた初祖達磨大師、宗祖臨済禅師、さらに開山無相大師に及ぶ一流の禅を宗旨としています。
経典
- 般若心経(はんにゃしんぎょう)
- 大悲呪(だいひしゅ)
- 観音経(かんのんぎょう)
- 消災呪(しょうさいしゅ)
- 白隠禅師坐禅和讃(はくいんぜんじざぜんわさん)
- 宗門安心章(しゅうもんあんじんしょう)
信条
自心仏であることを固く信じ坐禅に励み、本当の自分に目覚め、どんな苦難にも挫けず常に脚下をみつめて、くらしを正し、生かされている自分を感謝しつつ世のため、人のためにつくします。
本尊
由緒・沿革
江南山 恵洪寺は、京都の臨済宗大本山妙心寺に属する宮城県岩沼市の禅寺です。
周澤(しゅうたく)和尚の開山後、寛文4年(1664年)、仙台北山五山で伊達輝宗公の菩提寺「覚範寺」第6世「徹宗宗源大禅師和尚」の創建です。
その後、文化年間に火災に遭い、歴代もまた徹宗和尚以来、明治初年に至る長い間、無住だったのか定かではありません。
明治4年、覚範寺第25世弘堂宗甫和尚によって再興され、現在で8世になります。
創建:徹宗宗源 (てっしゅうそうげん)
徹宗は伊達家重臣大内氏の出。
初め瑞巌寺97世、虎哉の孫弟子の月叟(げっそう)に、後に覚範寺の清岳に随時、その印可を得た。
覚範寺6世。妙心寺173世。
「恵洪寺」中興。
名取市「大聖寺」・大崎市「祥光寺」開創。